ご祈祷・ご葬儀

ご祈祷

ご祈祷には、お施主様の様々な願いが込められており、
多種多様なお勤めがございますが、基本的に當山では、寺院本堂でのお勤め、
もしくは各家などへの出張祈祷などがございます。
いずれも導師が大般若理趣文という厚い経典を転読し、太鼓を打ち鳴らしてご祈祷させて頂きます。住職は宗門のご祈祷寺院で修行した実績がございますので、ご安心下さい。

本堂でのご祈祷

主に、良縁祈願、安産祈願、腹帯祈祷、生後百日祈祷、交通安全、闘病平癒、
必勝祈願などです。
(上記ご祈祷は本堂以外の場所をご希望されても可能です)

各家や出張でのご祈祷

屋外祈祷主に、落成式、地鎮式、上棟式、五穀豊穣、厄除祈祷、講中祈祷などです。
仏具・法具を持ち込み、法要を行うことが多いです。

お布施の目安

本来、金額は明示するものではございませんが、當山での目安は以下の通りですので、ご参考にして下さい。

本堂でのご祈祷 金 5,000円より
各家・出張祈祷 金10,000円より

いずれも、ご祈祷札に施主名を揮毫し、法要中にお供えの上、法要後にお渡しいたします。

ご葬儀


ホール葬儀


寺院での葬儀

曹洞宗のご葬儀は、お亡くなりになられた方へ戒法をお授けする儀式、つまり仏教徒として、仏弟子となって戴く大変重要な法要です。基本的には、ご臨終後に枕経をお勤めし、お通夜、ご葬儀の運びとなります。
万が一の時、當山檀信徒の方は、必ず菩提寺までご一報下さい。
住職の都合により、お勤め(導師)が難しい場合でも、菩提寺としてお戒名を決め、他の曹洞宗寺院ご住職を施主家にご紹介し、ご葬儀のお勤めを住職自身がご依頼しています。
いつの間にか行事が進んでしまわないように、充分お気を付け下さい。

会場は十数年前まで、ご自宅や公民館を使用する事が多かったのですが、近年では葬祭ホールでのご葬儀が増えております。もちろんご遠慮なくお寺をご使用いただく事も可能です。
家族葬・親族葬など各ご家庭のご事情もお有りかと存じます。
特にご遠方の方で、葬儀費用を抑えたい場合、一旦仮葬儀を行い、當山で納骨をされる際に本葬儀を行う例もございます。(葬祭ホールの使用代金が大幅に削減できます)どうぞご遠慮なく住職までご相談下さい。

また、寺院住職の葬儀や社葬など行う場合、密葬儀と本葬儀のように、日程を分けて執り行う場合もございますが、一般的には一度きり、一日限りのご葬儀です。
人生最後の大事なお儀式ですので、皆様が後悔することの無いよう、まごころ込めてお勤め致します。

當山の位階(お戒名)

位階(お戒名)
院居士・院大姉
居士・大姉
善士・善女
信士・信女
童子・童女
孩児・孩女
嬰児・嬰女
水子

お亡くなりの年齢や、今まで寺院や地域の為に尽くされたご功労を労い、菩提寺として位階戒名をお授けいたします。

お布施の目安

位階(お戒名)によって異なりますので、詳しくは當山までご相談願います。

ご祈祷・ご葬儀に関するご質問

Q1 よく事情を知らず、葬儀社でご紹介戴いた知らない僧侶の方にご葬儀をお勤め頂きました。
その時のお戒名もございます。そちら(吉祥寺)に納骨したいと思いますが、難しいのでしょうか?
A 當山の檀信徒である以上、お戒名は菩提寺住職がお授けしなければなりません。
納骨をご希望であれば、住職がご葬儀をやり直す事になります。(本葬儀)
もし、ご納得頂けない場合、残念ながら違う場所へ納骨をお願いしています。
そうならない為にも、万が一の時には最初にご連絡願います。
Q2 ご葬儀の後は、どういう流れでしょうか?
A 地元のお檀家様であれば、四十九日まで七日経のお勤めがございます。
お亡くなりの日を入れて六日目の夜に、初七日お逮夜法要、納骨済みの場合は次の日に墓参、そして次の週に二七日法要と続きます。
遠方のお檀家様で、お参りが困難な場合は、ご葬儀の後すぐに納骨して頂きます。以降七日毎に住職が責任をもって、墓前で読経致します。
Q3 本堂での法要中、暑かったり寒かったりしないか心配です。
A 本堂内には平成28年にエアコンを設置し、お参りの皆様には喜んで頂いております。
どうぞご安心下さい。
Q4 母は最近足腰が弱くなり、長時間の正座が難しいと思いますが、大丈夫でしょうか?
A 當山本堂には現在、本堂用の椅子が60脚有ります。
禅宗寺院ですので、お元気な方はなるべく座布団に正座願いたいのですが、ご事情で難しい方は、ご遠慮なく椅子へお座り下さい。
Q5 ご祈祷の場合も表書きは「御布施」で宜しいのですか?
A 寺院での法要は、基本的に「御布施」で宜しいと思います。
Q6 お寺さん(住職)のことは「ご住職」とお呼びしたら宜しいでしょうか?
A 宗派を問わず、寺院住職のことは「ご住職」もしくは「住職さん」でも構いませんが、禅宗寺院の住職は「方丈さん」(ほうじょうさん)と呼称する習慣があります。これは、禅宗寺院内には「方丈の間」という部屋があり、そこに普段住職が居ることから、そう呼ばれるようになったそうです。當山でも、「方丈さん」と仰って下さる方が多いので、ご理解頂けると有り難いです。