永代供養・ご法事
當山では、年回法事を勤めていますが、最近では少子高齢化が進み、近い将来、お墓の管理やご供養に対し、ご不安を抱く方が増えているようです。お子様が居られない方や、娘様が嫁がれて後継者が居られない方など、種々ご相談を受けることが多くなりました。
當山に於きましても開創四百周年を契機に、住職の願いで永代供養塔を建立いたしました。檀信徒のみならず、納骨や永代供養ご希望者とよくお話をし、ご供養の在り方や残された人生について共々に考えています。当然それぞれご家庭によって、ご事情が異なりますが、どうぞお気軽にお声掛け頂き、ご先祖様や墓地が粗末になりませんよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
永代供養
當山の永代供養塔は、お釈迦様が鎮座される供養塔で、正面の文字「南無釋迦牟尼佛」は元曹洞宗管長、板橋興宗禅師猊下にご揮毫頂いております。
永代供養のお勤めは、出来るだけ施主様のご希望に沿えるよう、努力しております。
お寺と施主様で誓約書を交わし、代替わりしてもお約束が履行されるようにしております。
共通のお約束としては以下の通りです。
- 一、供養塔の石札に、お戒名または○○家先祖代々という文字を刻む。
- 一、毎年年始に、供養塔前にて住職が読経供養を行う。
- 一、年回法事が当たる年には、お塔婆を立て年回法要を勤める。(三百回忌まで)
納骨料の目安
一霊につき | 金110,000円より(石札彫刻費用込) |
※近年は遺言等により、分骨される方も居られます。
この地で育ち嫁がれた方や、景色・風土がお気に召された方など、様々です。
また、永代塔に埋葬されても、ご家族やご親戚の方が追善供養いただく場合もございます。
お気軽にご相談下さい。
年回法事
當山の年回法事は、三百回忌までお勤めいたします。
令和5卯年 法事年回早見表
1周忌 | 令和4年逝去 |
3回忌 | 令和3年逝去 |
7回忌 | 平成29年逝去 |
13回忌 | 平成23年逝去 |
17回忌 | 平成19年逝去 |
25回忌 | 平成11年逝去 |
33回忌 | 平成3年逝去 |
50回忌 | 昭和49年逝去 |
66回忌 | 昭和33年逝去 |
100回忌 | 大正13年逝去 |
150回忌 | 明治7年逝去 |
200回忌 | 文政7年逝去 |
250回忌 | 安永3年逝去 |
300回忌 | 享保9年逝去 |
◎地元の方の場合
お寺へお越し頂き、本尊様へ礼拝後、予定時間に墓前で読経→各自本堂内でお参り→ご自宅へ移動後、
お仏壇前で読経→住職法話→お斎(お食事)となります。
◎ご遠方の方の場合
本堂へお集まり頂き、本堂内にて読経→住職法話→墓前にて読経→移動後お斎(お食事)
となりますが、お食事の有無やお時間を前もってお問い合せ願います。
◎上げ法事の場合
「上げ法事」とは、宗派や各寺で習慣や意味合いが違うでしょうが、當山では、
お寺へお越し頂き、本尊様へ礼拝後、予定時間に墓前で読経→各自本堂内でお参り→
→方丈の間にて接茶→お斎(お食事)もしくは散会となります。
共通して事前にご準備頂く物は、法事棚にお供えする果物とお菓子、お霊膳料、御布施などです。(ご遠方の方はお位牌をご持参下さい)
お墓にご持参いただく物は、ろうそく、お線香、お米(投げ撒き用)などです。
お布施の目安
法事布施 | 位階(お戒名)によって異なりますので、ご不明な方は當山までご相談願います。 |
お霊膳料 | 金3,000円程度 |
お塔婆代 | 金 500円より(3尺塔婆) |
※ご遠方の方でも、ご自宅のお仏壇でのご法事をご希望される場合、住職が都合をつけ、東京や大阪方面でもお勤めにお伺い致します。その場合、上記に加え交通費のご負担をお願い致しております。
ご供養・ご法事に関するご質問
もし寺檀のお付き合いを頂くのであれば、當山墓地をお求めになられるか、分家など新家の場合、ご葬儀の際に當山へご依頼いただく事になります。その後は、毎年総代会で決められた護持会費をご納入頂くことになります。